※更新情報※ 2020年7月29日 内容を見直しました

念願のアルベロベッロに行ってきたんだよね!

そうなの!とんがり屋根の家が連なっていて、とてもかわいらしい街だった!
今回はこのアルベロベッロと、その近郊にある街マテラの魅力をつづろうかなあ。
- これからアルベロベッロに行く予定の方
- 南イタリアが気になっている方
- イタリア旅行を計画中の方
こんな方々に役立つ記事となっているので、ぜひご覧ください!
イタリア南部といえば、ナポリやアマルフィ、シチリア島など…。
きれいな海や、陽気な人たちなどを想像するだけで楽しくなりますよね。
わたしは今回、ちょっとメジャーな選択肢からはずれた南街、アルベロベッロとマテラという地を訪れました。
実は、今回訪れるまでアルベロベッロとマテラどちらの地名も知らず。でも、とっても素敵な地だったので魅力をみなさんにシェアしますね。
アルベロベッロとマテラの基本情報
アルベロベッロとマテラは、地図で見るとこのような位置にあります。
長靴の底の部分ですね。

アルベロベッロには、世界遺産にも登録されているトゥルッリ(とんがり屋根の家々)があり、今回それを見たくて訪れました。

マテラは洞窟住居が有名で、アルベロベッロで民泊させてくれた優しい宿主さんが車で連れて行ってくれたのです。こちらも世界遺産に登録されています。

行き方としては、わたしは今回アリタリアの国内線でローマからバーリ空港まで飛び、空港からアルベロベッロまでは先述の民泊の宿主さんが車に乗せてくれました。
トレニタリア(鉄道)で行くこともできます。その際はローマから最寄りのバーリセントラル駅まで4時間ほどかかり、アルベロベッロまではさらにバスで1時間ほどです。
ちょっと長旅になりますが、それでも訪れる価値は間違いなくありましたよ。
アルベロベッロの魅力
ここで、まずはアルベロベッロの魅力をひたすら写真で紹介していきましょう。







トゥルッリは、屋根の高さによって税金が決められていた17世紀に税金対策のために建てられたことが始まりだそう。
だから、屋根をすぐに崩せるように石を積んだ構造にしたんですね。
アルベロベッロ以外では見られないトゥルッリ、ここでしか味わえない雰囲気に満ちています。
町を歩いていて、本当におとぎ話の中に入ってしまったようでした。
(トゥルッリには”おとぎの国”という意味もあるそうです。)
マテラの魅力
次は、アルベロベッロから車で約30分ほどの距離にあるマテラの魅力を写真でお伝えしますね。





マテラも独特の雰囲気ですよね。
もともとはイスラム勢力から逃れてきた修行僧が移住してきた土地だそうで、歴史的背景にはどちらかというと暗いものがあります。
貧しい農民たちが住むようになってスラムとなり、衛生環境が悪化の一途を辿ったため国が住民を強制移住させたことからゴーストタウン化したマテラ。
しかし、1993年に「これまで住んできた人々の文化を象徴する貴重な遺産」だと見直され、世界遺産となって息をふき返して今に至ります。
それでも、マテラにどことなくさみしげな雰囲気ただよう理由がわかった気がしました。
まとめ
非常に魅力的な都市が揃う南イタリア。
ナポリやアマルフィなどと比べるとまだ知名度はそこまで高くはないかもしれませんが、わたしは一生に一度は訪れるべき場所の1つだと思いましたよ。
トゥルッリが立ち並ぶ景色も、洞窟住居が並ぶ光景も、一度見たら忘れられません。
アルベロベッロとマテラ、ぜひセットで訪れてみてくださいね。
チャオ!




ただいま!今回またひとつ夢を叶えてきたよ〜!